当社が提供するサービスについて

MEASURE NOW.
GUIDE YOUR FUTURE.

私たちは、
データ統合分析ツールDYNATREKを使った
データ活用コンサルティングで、
お客様の業務革新をご支援します。

株式会社ダイナトレックは
どのようなサービスを提供しているのか

私たちは、データ統合分析ツールDYNATREKを活用し、お客様の業務革新を、データ活用コンサルティングを通してご支援しています。

当社は1984年の創業以来、官公庁や金融機関、インフラ企業などの高度な業務理解を要するデータ活用プロジェクトに取り組んで参りました。データ統合分析ツールDYNATREKは、ユーザー企業様の業務環境に適応し続けられる大規模な情報系システムのスピード開発に最適なアーキテクチャを、オールインワンのパッケージとしてご提供しています。

当社の強みは、豊富なプロジェクト実績に基づくユーザー企業様の業務に対する深い理解と、データ統合・分析技術に関する知見を両立するサービスが提供できることにあります。

私たちは、DYNATREKという製品の開発元・プロフェッショナルであるとともに、業務設計・データ設計・システム実装に全て対応できるからこそ、お客様業務の現場で使い続けられる情報系システムを、平均3ヶ月の短期間で提供することが可能となります。

サービスを提供するにあたって、大切に思っていること

ユーザー企業様が長年培ってきたシステムリソースを、
何一つ無駄にすることなく、あらたな未来を共に創る

当社のルーツは、1980年代より、通商産業省(当時)でのシステムコンサルティング業務に携わってきたことからはじまっています。私たちが主に携わる領域は、官公庁や金融機関、公共インフラ企業など、社会の大きな責任を引き受けているお客様でのプロジェクトです。

このような大規模なお客様では、長年使われている多種多様な業務システムがあります。それぞれのシステムに多大な投資がなされてきており、大切な情報資産が格納されています。これらの資産は「レガシーシステム」と呼ばれ、維持管理にかかる多大なコストや、データ活用の難しさなどから、大企業のDX推進に立ちはだかる大きな課題となっています。 一方で、企業が未来を展望するにあたって、これらのレガシーシステムに格納されている情報に横串を差し、全体像をとらえた情報に基づく環境認識を行うことこそが重要であると考えます。

私たちが研究しつづけている「仮想データベース」という技術は、新しい巨大データベースを作るのではなく、企業が既に培ってきた情報資産をそのまま活かしながら、横断的なデータ分析と活用を実現できます。 企業の未来を描いていく意思決定者が、今あるリソースを最大限に活かしながら、仮想的にデータを横断して新たなビジョンを描き出せる仕組みがDYNATREKです。 そして、日本企業のDX推進による変革の礎は、DYNATREKを用いることで、これまでの投資を何一つ無駄にすることなく実現することができるのです。

長年培ってきた情報リソースの効率的かつ効果的な活用によって、日本企業の本格的なDX推進の礎を最短速度でつくりあげること、それが私たちが取り組んでいる仕事です。

当社が実施したプロジェクトの効果

DYNATREKは、官公庁のほか、金融機関や大手メーカーおよび
インフラ(電力)関連の企業様で多くの活用実績がございます。
ここでは、金融機関において、DYNATREKがどのような役割を果たしているかの
一例をご紹介いたします。

01:商品軸で構成されたシステムを顧客番号を軸とした仮想データベース化。
お客様のセグメントに応じた商品横断的な戦略設計を実現

金融機関では、100年以上の歴史を持つ『預金・融資業務』、金融ビッグバン以降に登場した『預り資産(投信・保険)業務』、そして近年注目される『投資銀行業務』など、様々なシステムが存在し、それぞれに膨大なデータを保有しています。加えて、お客様との交渉履歴についても、CRMやコールセンタ、また近年ではWebサイトの訪問ログなど、チャネルごとに分散したシステムに保管されています。

昨今地域金融機関では、「地域の中小企業の成長をサポートする」であったり、「結婚、出産、転職などのライフステージ毎に、最適なタイミングで最適な商品をお勧めする」など、顧客軸のイシューに対する、各金融機関ならではの差別化された戦略が求められています。 このような戦略を描くにあたって、商品毎に管理されるデータを顧客軸で統合することは急務となり、どの金融機関においても情報を統合することへの投資を、この10年間で更に加速させています。この流れの中で、DYNATREKは「仮想データベース」を用いて、物理的に大きなデータベースを構築するよりもスピーディーかつ柔軟に、顧客軸で統合されたデータ分析基盤を提供することができる仕組みとして、現在数多くの金融機関様にご利用いただいております。

02:ユーザー無制限で、本部から営業店の現場までが利用する
BIプラットフォームを提供

データ統合プロジェクトの目的は、企業が提供するサービスがより個々のお客様のニーズに寄り添ったものになり、かつスピーディな提供が可能になるなど、企業活動が進化することに資することであると私たちは考えます。 そのためには、DYNATREKは「データ統合ツール」としてデータマネジメントの領域にとどることなく、企画立案をするユーザーからお客様接点である現場にまで、適切なデータが行き渡ることまでをサポートする機能が必要でした。

当社が提供するBIツールである「DYNATREK Viewer」は、仮想データベースで集約されたデータを即座に帳票化したり、グラフ化して視覚的なダッシュボードを構築する機能を持ち、また官庁や金融機関で求められる高いセキュリティレベルに対応する、きめ細かいデータ閲覧制限管理などの機能を備えています。 このツールを用いて、私たちは「データマネジメント」と「働く人の動線の変革」を横断して実装し、お客様のデジタルトランスフォーメーションを支援するサービスを展開しています。

プロジェクトの一般的な流れ

DYNATREKを用いて平均3ヶ月のスピード感で、数千人オーダー以上のユーザーにご利用いただくシステムを構築するために、当社では下記の流れにてデータ活用コンサルティングを提供しています。

01:システム活用目的の明確化(活動をどのように変えたいのか)

DYNATREKは、データの活用シーンから逆算して、最適なデータ統合モデルを高速に実装することができます。このため、当社のデータ活用コンサルティングの初期フェーズでは、どのようなビジネス効果をもたらすために、どのようなデータを、どのシステムから取得するのかの青写真を検討します。

02:プロトタイピングによる、ビジネス効果の検証

DYNATREKは、データの活用シーンから逆算して、最適なデータ統合モデルを高速に実装することができます。このため、当社のデータ活用コンサルティングの初期フェーズでは、どのようなビジネス効果をもたらすために、どのようなデータを、どのシステムから取得するのかの青写真を検討します。

03:プロトタイプを、即座に「全社展開する本番環境」に変える

プロトタイプ画面がほぼ固まったフェーズにて、接続先システムとのパラメータを定め、実際の業務運用においてもシステムが安定的に稼働するための総合試験支援を実施します。DYNATREKは画面開発やデータソースとの接続もノンプログラミングで実施できるため、プロトタイプで策定した画面を、そのまま本番環境として運用開始することができます。

04:継続的な利用促進のための施策提案

DYNATREKは、接続先の追加や画面の追加も全てノンプログラミングで実施できるため、ユーザー企業様に運用方法の研修を実施し、ユーザー様での内製化が可能です。このため、運用開始後の追加投資を抑えながら、経営環境の変化にも柔軟かつスピーディに追従する情報系システムを実現することができます。